LightBurnを使用したLP2 Plusの操作方法

  • 更新

本ガイドでは、LightBurnソフトウェアのセットアップ方法およびLaserPecker LP2 Plusの操作手順についてご説明します。

免責事項

LaserPecker LP2 PlusをLightBurnで制御するには、まず公式サイトのリンクからソフトウェアをダウンロードする必要があります。LightBurnはサードパーティ製ソフトウェアです。Shenzhen Hingin Technology Co., Ltd.(以下「LaserPecker」といいます)は、LightBurnの使用に起因するデータ(デザイン、プロジェクトなど)の損失について、一切の責任を負いかねます。

LP2 Plusのファームウェアは十分なテストを実施しておりますが、使用環境によってはソフトウェアまたはハードウェアの互換性に起因する問題が発生する場合があります。互換性に起因するエラーについては、チケットフォームよりサポート窓口までお問い合わせください。技術サポートおよび解決方法をご案内いたします。

1. LightBurnソフトウェアのダウンロードとインストール

(1)LP2 PlusをLightBurnで操作するには、まずLightBurn公式サイトにアクセスし、指示に従ってソフトウェアをダウンロード・インストールしてください。LightBurnのフルバージョンは、30日間の無料トライアルをご利用いただけます。

(2)無料トライアル終了後も継続して使用するには、ライセンスの購入が必要です。トライアル期間終了後は、ソフトウェアの使用を継続するためにライセンスキーの入力が求められます。

(3)ライセンスの購入およびキーの取得は、LightBurnオンラインストアにて「GCode License Key」を選択してください。LP2 Plusと互換性があるのはGCode License Keyのみです。必ずこちらのライセンスをご利用ください。

(4) ライセンス購入後、LightBurnよりライセンスキーとアクティベーション手順が記載されたメールが送信されます。

LightBurn GCodeライセンス選択画面

ご注意
(1)LightBurnの最新バージョンおよびGCodeライセンスキーが必要です。誤ったソフトウェアを購入された場合は、LightBurnへ直接お問い合わせください。
(2)古いバージョンやクラック版・海賊版のLightBurnを使用している場合、LP2 PlusがLightBurnに正常に接続できない可能性があります。

2. LP2 Plus設定ファイルのダウンロードとインポート

(1)インストール完了後、LightBurnを起動し、ライセンスキーを入力します。(試用期間終了後は、ライセンスを購入しない限りLightBurnは使用できません。)

(2)LP2 PlusをLightBurnで初めて使用する前に、対応する.lbdev形式の設定ファイルをインポートする必要があります。

(3)LightBurnでLP2 Plus本体を使用するには、LP2 Plus Regular Modeの設定ファイルが必要です。スライドエクステンションを使用する場合は、LP2 Plus Slide Extension Modeのファイルが必要になります。以下のリンクから設定ファイルをダウンロードできます。

LP2 Plus本体のみを使用する場合: LP2 Plus Regular Mode

LP2 Plus本体+スライドエクステンションを使用する場合: LP2 Plus Slide Extension

LP2 Plus本体+ロータリーエクステンションを使用する場合: LP2 Plus Rotary Extension

ご注意
LightBurn公式のインポート手順については、以下もご参照ください:
LightBurn公式ガイド

・LightBurnを起動後、「Devices」をクリックして「Your Device List」画面を開きます。次に「Import」をクリックし、ダウンロードした設定ファイルを選択します。

2.png

・設定ファイルを選択後、「OK」をクリックすると、「Your Device List」に追加されます。

3.png

4.png

「LP2 Plus Regular Mode」のインポート完了後、続けてSlide Extension ModeおよびRotary Modeもインポートしてください。(これらのモードを使用しない場合は、この手順はスキップ可能です。)

5.png

使用する設定ファイルを選択します。

6.png

USBケーブルでLP2 Plusをパソコンに接続し、「COM4」を選択します。(COM番号は使用するパソコンによって異なります。)
また、機器が正しく接続され、電源が入っていることを確認してください。

7.png

必要に応じて、LaserPeckerに対応したMコマンドの選択が可能です。または、「Macro Command」ウィンドウを開き、各機能ボタンをクリックして機器を操作することもできます。

8.gif
9.png

「Manage」ボタンをクリックすると、Mコマンドの追加や編集が可能です。

10.png

利用可能なMコマンド一覧:
M3000:赤色レーザーポインター(位置確認用)をオンにする
M3001:赤色レーザーポインターをオフにする
M3020:電動スタンドを上昇させる(例:M3020S1.00)
M3021:電動スタンドを下降させる
M3030:LP2 Plusモードに切り替え
M3031:スライドエクステンションモードに切り替え
M3032:ロータリーエクステンションモードに切り替え

3. LightBurnでLP2 Plusを操作する

3.1 LP2 Plusをパソコンに接続する

  • 作業を開始する前に、LaserPecker Design Space(LDS)ソフトウェアを終了してください。
  • USB-C to USB-Aケーブルを使用し、USB-C端子をLP2 Plus本体に、USB-A端子をパソコンに接続します。

ご注意
必ずUSB-A to USB-Cケーブルをご使用ください。USB-C to USB-Cケーブルでは正常に接続できない場合があります。必要に応じて、USB-A to USB-C変換アダプターをご利用ください。

11.png

3.2 レーザータイプの設定

LightBurnのツールバーから「Device Settings」をクリックし、設定画面を開きます。画面中央にある「Better for diode」を選択し、使用する単位を設定したうえで、「OK」をクリックして設定を完了します。

12.png

3.3 デザインの作成

LightBurnのワークスペース上にある各種ツールを使用して、任意のデザインを作成します。

アクセサリーを使用しない場合、LP2 Plusの最大加工範囲は100 × 100 mmです。

ご注意
LightBurnの詳細な操作方法については、パート5をご参照ください。

13.png

3.4 フォーカス調整

正しい焦点距離を設定するには、以下のいずれかの方法をご使用ください。

方法1:デュアル赤色ドットによるフォーカス調整

「Macro Command」ウィンドウを開き、「Red Dots always on」をクリックして有効にします。

14.png

本体から2つの赤色ドットが照射されます。電動スタンドの高さを調整し、2つのドットが重なる位置で焦点が合います。

15.png

方法2:安全保護カバーによるフォーカス調整

  • レーザーユニットをベースプレートから20cm以上持ち上げ、安全保護カバーをレーザーレンズ周辺に装着します。その後、排気ファンケーブルを本体背面に接続してください。
  • 加工対象の素材をベースプレート上に配置し、電動スタンドを下げます。安全保護カバーの下端が素材表面に軽く接触した位置で焦点が合います。

16.png

3.5 デザインのプレビュー

プレビューを開始するには、以下の手順に従ってください。

  • 「Move」ウィンドウでレーザープレビュー出力を設定します。
17.png
  • プレビューしたい対象のデザインを選択します。
  • キーボードの「Shift」キーを押したままにします。
  • 「□」(矩形プレビュー)または「○」(輪郭プレビュー)をクリックします。

18.png

19.png

3.6 レイヤー設定・加工パラメータ設定・レーザーソースの選択

  • ツールバーの「Window」から「カット/レイヤー(Cuts / Layers)」を選択すると、画面右側に設定パネルが表示されます。

20.png

  • 右上の「Cuts / Layers」をダブルクリックすると「カット設定エディタ(Cut Settings Editor)」が開き、「速度」「最大出力」「モード」「共通設定」「詳細設定」などを設定できます。
  • 各設定値については、パート4のLaserPeckerとLightBurnのパラメータ対応表を参照し、用途に応じて適切に設定してください。

21.png

22.gif

  • 「Start」をクリックすると加工が開始されます。必要に応じて「Pause」または「Stop」をクリックし、処理を一時停止または停止できます。

23.png

ご注意
設定中にLightBurnとLP2 Plusの接続が切断された場合は、「Homing」または「Devices」をクリックし、再度設定ファイルを選択し、「OK」をクリックして再接続してください。

3.7 スライドエクステンションの設定

  • LP2 Plusをスライドエクステンションに接続します。
  • 「LP2 Plus Slide Extension Mode」を選択し、「Macros」ウィンドウで該当モードに切り替えます。

25.png

  • スライドエクステンションを使用すると、加工範囲は160 × 300 mmまで拡張されます。
  • 通常の手順と同様に、デザイン作成 → フォーカス調整 → プレビュー確認 → パラメータ設定 → 加工の手順で操作してください。

ご注意
スライドエクステンション使用時は、加工速度を70 mm/s(4500 mm/min)以下に設定してください。これを超えると動作不良が発生する可能性があります。

3.8 ロータリーエクステンションの設定

  • LP2 Plusをロータリーエクステンションに接続します。
  • 「LP2 Plus Rotary Extension Mode」を選択し、「Macros」ウィンドウでモードを切り替えます。

26.png

  • ロータリーエクステンション使用時、加工範囲は160 × 628 mmまで拡張されます。
  • 「Laser Tools」→「Rotary Setup」(または Ctrl + Shift + R)をクリックして設定画面を開きます。
  • Rotary Typeは「Chuck」、Rotary Axisは「Y-Axis (Y軸)」のまま変更しないでください。
  • 「Enable Rotary(ロータリー有効化)」をクリックして有効化します。
  • 加工対象物の直径または円周を測定し、「Object Diameter(直径)」または「Circumference(円周)」に入力します。

ご注意
・正常に動作させるため、Rotary TypeおよびRotary Axisはデフォルト設定のまま変更しないでください。
・最大対応直径は200 mm、最大円周は628 mm(約200 × π)です。
・加工速度は70 mm/s(4500 mm/min)以下に設定してください。

その後は通常通り、デザインの作成、フォーカス調整、プレビュー確認、および加工パラメータの設定を行ってください。

4. LaserPeckerとLightBurnのパラメータ対応表

  • 「対応表」では、LDSアプリとLightBurn間のパラメータの対応関係を示しています。
  • LDSアプリにおける出力(1%~100%)は、LightBurnの出力値(130~255)に対応します。
  • LDSアプリにおける深さ(1%~100%)は、LightBurnの速度(24,000 mm/min~30 mm/min)に対応します(深さが大きいほど速度は低くなります)。
  • 「LightBurnとLP2 Plus」では、LightBurn使用時における各パラメータの最小値および最大値を示しています。
対応表 LaserPeckerアプリ 出力:1% 出力:100% 深さ:1% 深さ:100%
LightBurn 出力:130 出力:255 速度:24000 mm/min 速度:30 mm/min
LightBurnとLP2 Plus 最小出力 最大出力 通常モード最大速度 スライドエクステンション最大速度 ロータリーエクステンション最大速度
0 255 24000 mm/min 4500 mm/min 4500 mm/rotation

5. 追加チュートリアル

より詳細な操作方法については、以下のLightBurn公式チュートリアルおよびドキュメントをご参照ください。
LightBurn TutorialsLightBurn公式ドキュメント

この記事は役に立ちましたか?

4人中4人がこの記事が役に立ったと言っています