LX2の彫刻密度およびオーバースキャン

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塗りつぶし彫刻および画像彫刻モードでは、LX2ソフトウェアにおいて重要な2つのパラメータ、彫刻密度オーバースキャンが提供されています。 これらの設定により、彫刻の精細さ、加工速度、仕上がりの均一性を制御できます。本ガイドでは、それぞれの機能と正しい設定方法について説明します。

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1. 彫刻密度

定義

彫刻密度とは、1センチメートルあたりに彫刻されるラインまたはドットの数を示す指標です。設定範囲は10~300です。

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低密度(例:10)

  • 1センチメートルあたり10本のライン、または10ドット(間隔:1 mm)
  • 大面積や粗めの彫刻に適しています
  • 加工時間が短くなります

高密度(例:100)

  • 1センチメートルあたり100本のライン、または100ドット(間隔:0.1 mm)
  • より精細な表現が可能になります
  • 加工時間は長くなります

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ヒント
彫刻密度は、素材や求める仕上がりの精細度に応じて調整してください。低密度は粗めのパターンや高速加工に適しており、高密度は細部の再現性が求められる精密なデザインに推奨されます。

2. オーバースキャン

定義

オーバースキャンとは、デザインの端部の前後において、レーザーモジュールが加速および減速するための追加移動距離を確保する機能です。これにより、グラフィック全体にわたって均一な彫刻品質を実現します。

オーバースキャンが必要な理由

レーザーがデザインの端部に到達すると、進行方向を切り替えるために一度減速し、その後、設定された彫刻速度まで再加速する必要があります。

レーザーモジュールの物理的な特性上、この減速工程により端部でレーザーが滞留しやすくなり、 中央部と比較して端部が深く彫刻される原因となる場合があります。

オーバースキャンでは、実際のデザイン領域の外側まで走査経路を延長することで、 この問題を解消します。この延長区間ではレーザーは照射されず移動のみを行うため、 彫刻開始前に適切な速度へ到達することができます。

オーバースキャンのパラメータ

  • 距離(左側の値):

    レーザーモジュールが加速・減速するために確保される 実際の追加距離を設定します。

    加工速度が高いほど、より長い距離が必要になります。

  • 割合(右側の値):

    加工エリアに対する割合としてオーバースキャン量を設定します。

    割合を大きくすると走査距離が延長され、 レーザー移動のための余裕スペースが増えます。

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ヒント
オーバースキャンを適切に設定することで、 特に高精細な彫刻や高速加工時においても、 端部を含めた均一な彫刻深さを維持できます。

3. 加工プレビュー

彫刻密度およびオーバースキャンの設定が完了したら、 画面右下の「加工」ボタンをクリックし、 加工プレビュー画面に進みます。

  • プレビューでは、レーザーの移動経路がシミュレーション表示されます。
  • オーバースキャン領域は赤いラインで表示され、 これらはレーザーが照射されずに移動している区間を示します。
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  • 画面左下の「再生」ボタンを使用すると、 加工全体の移動経路を確認できます。

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ヒント
実際の彫刻を開始する前にプレビューを確認することで、 彫刻密度およびオーバースキャンの設定が適切であるかを事前に検証でき、 想定外の彫刻深さのばらつきやエッジの欠落を防ぐことができます。

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