複数の素材を一度に加工しようとした際、バッチ塗りつぶし機能が正常に動作しない、またはキャンバス全体を正しく認識できない場合があります。
この場合、下図のように「バッチ塗りつぶしに失敗しました」というポップアップメッセージが表示されます。
本現象は、主に素材の状態、カメラ認識、または使用環境が原因である可能性があります。以下のトラブルシューティング手順に従ってご確認ください。
1. バッチ内の素材サイズの一致を確認する
LX2では、同一種類かつ同一サイズの素材のみを一括処理することができます。
バッチ内のすべての素材が同じ寸法であることを確認してください。サイズや仕様が異なる場合は、分別して加工してください。
2. 素材のサイズと間隔を確認する
各素材のサイズは、2cm以上である必要があります。
また、素材同士の間隔は10mm以上確保してください。
サイズが小さすぎる場合、正しく認識されない可能性があります。安定した加工結果を得るため、すべての素材は同一方向に揃えて配置することを推奨します。
3. 素材の色を確認する
素材の色が、黒いベースプレートに同化していないか確認してください。
素材が暗すぎる、またはベースプレートと類似した色の場合は、表面に明るい色の水性塗料を塗布するか、別の素材に変更してください。
カメラで正しく認識するためには、背景と素材の間に十分なコントラストが必要です。
4. ベースプレートを確認する
ベースプレートにホコリや汚れがないか確認し、清潔な状態を保ってください。
目立つ傷や跡がある場合は、黒いテープや黒色マーカーで覆うことで、認識の安定性を向上させることができます。
5. カメラレンズを清掃する
カメラレンズの汚れや指紋は、認識精度に影響を与える可能性があります。
アルコールを軽く含ませた綿棒で、レンズをやさしく清掃してください。
6. 照明環境および素材特性を確認する
作業エリアは、十分に明るく、均一で安定した照明環境を確保してください。
複雑な照明条件や強い反射は避けてください。必要に応じて、ソフトウェア内で照明の明るさを調整することも可能です。
また、以下のような素材は認識精度に影響する可能性があるため、使用を避けてください:
- 高反射素材
- 厚すぎる素材
- 中空構造の素材
- 絡まりやすい素材
- 形状が不規則・複雑な素材